ここは,主に三輪研究室に配属を検討,希望している学部生の方に三輪研究室での研究生活について知っていただくためのページです.


3年次の活動

 配属になったばかりの3年次は,本格的な研究活動を行うための基礎を学ぶことが主な活動となります.具体的には,毎週二限続きのゼミナールと夏期休暇中のエンプラが毎年の恒例となっています.この他にも,課外ワークショップや卒修論のお手伝いが入ることもあります.


ゼミナール

 研究を進めていく上で必要となるコア技術を,一年を通して学びます.システムを組むための電子回路の製作実習やモータの制御,各種センサ・マイコンの 使い方,プログラミングの基礎,さらに,近年は本研究室において使用することの多い,画像処理についても学習しています.


エンプラ

 毎年盆明けの二週間にわたって,前期のゼミナールで学習してきた内容を生かしたロボットを製作し,競技会を行います.過去の題目としては,偵察飛行機,空き缶運搬ロボット,針通しロボットなどがあります. 今年度は,各個人がピンポン球入れロボットを制作し,競技会を行いました. 各リンクをクリックすると,各個人の大会での動画へジャンプします.


2010年度
宇野 泰輝
金指 学
木戸 康平
栗栖 広明
戸川 泰希
長谷川 亮平
林 成紘
原 知也
安井 丈人

2012年度 
伊藤 晃人
岩成 大河
山口 恭平
山口 健斗
西貝 恭輝
大塚 達也

2013年度 
高橋卓人
横田匡史
梶田祐介
池田竜也
平田雄大
福島一橲
菅野雄大
林龍太郎
水野伊吹
森裕司

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4年次・修士の活動

 4年次からはいよいよ本格的な研究活動が始まります.例年,博士や修士の方と共に,1組1テーマを自ら考え,研究を行います.研究室には基本的に週5日,毎日来るように決まっています.また,ほぼ毎月ごとに進捗報告会を行い,研究室全体でディスカッションを行っています.このようなディスカッションなどを得て,2月の卒修論発表に向けて研究を頑張っていきます.  毎年様々な研究を行っています.


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三輪研究室の年度行事

  • 3年生歓迎会(4月上旬)
  • ゼミ合宿(6月上旬・理工スポーツ大会期間中)
  • 中間発表会(8月盆前)
  • 卒修論発表(2月上旬)
  • 謝恩会(3月下旬・卒業式後)

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Q&A

Q:ゼミ・エンプラについて教えて下さい.

A:ゼミは木曜6~7限に通年で行っています.
ハード・ソフトの技術だけでなく,三輪研の一員として研究する上で必要となる知識も勉強します.
また,エンプラは毎年8月中旬に課題を行い,その後,成果発表を行います.(課題は毎年異なります)


Q:4年生の研究生活について教えてください.

A:助手,院生と組む場合と学部4年生1人で1テーマに取り組む場合があります.
基本的には月曜日~金曜日に研究を行いますが,研究の進度によって例外があります.
また,中間発表が年に2回ありますが,進捗発表は月一で行います.
夏・冬休みについては研究の進度によって異なります.


Q:大学院生の生活について教えてください

A:大学院1年生では主に講義,研究補助,3年生のゼミ指導などがある他,年に1回以上学会発表を行います.
大学院2年生では主に修論に取り組みます.
中間発表や長期休みに関しては4年生と同じです.


Q:配属までに身につけておく必要のある技術はありますか.

A:配属してから身につけることになりますので,特に必要ありません.
何か自分で興味のある分野がありましたら勉強しておくと,研究を深める助けになることでしょう.


Q:三輪研ではどういった技術が身につきますか.

A:研究室内にCAMを所持しているので,実際に材料を自分たちで削り,研究に必要な装置を組み立てます.
それには自分たちで装置の機構を考え,材料やアクチュエータを選定し,VectorWorks,SolidWorksなどのCADソフトで図面を書くことが必要になります. 「ものづくり」の一連の工程を経験することによって,設計,メカニズムや材料,センサなどの知識が身につきます.
また研究に必要なソフトウェアについても,PC上のものからハードを直接制御するマイコンのものまで自分たちでプログラムを組みます.
PC上での言語は主にC++を使用していますが,研究グループによってはC#を使用している場合があります.マイコンでのプログラムはC言語が中心です.OpenCVやDirectX,OpenGLなど様々なライブラリを駆使してソフトウェアを作り上げることで.プログラミングの基本的な知識が身につきます.


Q:研究室の雰囲気について教えて下さい.

A:本室・55号館分室共に様々な学年の学生がいて,各人が個性を発揮させる自由な雰囲気の中,和気あいあいとしながらも真剣に研究に取り組んでいます.
(本室・分室での交流もあります.)


Q:アルバイトをすることは可能ですか.

A:研究室内での明確なルールはありませんが,アルバイトと研究を両立させている学生はいます.
研究に支障がない範囲でしたら,特に禁止にしていません.


Q:卒論でぜひ取り組みたいテーマがあるのですが,どの程度希望は通るのでしょうか?

A:全く新しい創造的なテーマであり,ぜひやってみたいテーマであるならばじっくり先生と話し合いましょう.
主体的な姿勢や熱意があれば通る可能性は大きいです.


Q:三輪研究室の見学をするためにはどうすれば良いですか

A:1年生は毎年,ビジュアルシンキングの授業で研究室見学があります.
また,2年生には1月中に研究室の紹介を受けたり,見学できる機会があります.
個別に研究室見学を希望する場合はまず,三輪先生にメールしてみましょう.快く引き受けてくれるはずです.


Q:卒業生の進路について教えてください

A:自動車,電機メーカ,通信系の他,様々な業界に就職したり,博士課程に進学したりする人がいます.
特に傾向があるわけではありません.


Q:三輪研究室の特徴を教えてください.

A:三輪研究室では研究に必要な装置やソフトは,すべて自分たちで設計し,自分たちの手で作り上げます.
卒論を終えるころには,世界でたった一つのユニークなシステムが完成していることでしょう.
そういった「ものづくり」の醍醐味が味わえるのが,三輪研の大きな特徴です.


私たちと一緒に世界に一つだけの「ものづくり」を楽しみませんか!